2017年2月15日水曜日

人気の樹木葬

数年前、東京都が多磨霊園の樹木葬を募集したところ、希望者が殺到してマスコミでも大きく報道されましたが、これを契機に樹木葬が新たな供養の仕方として注目されるようになり、全国各地に樹木葬を取り扱う霊園が拡大して行きました。

樹木葬とは、樹木をお墓に見立てて、その下に散骨する方法です。しかし、散骨といっても、自然葬のように粉末にする必要はありません。

墓地として許可された雑木林などにシンボルツリーを配置して、遺骨を樹木の下に埋葬するもので、通常の散骨とは多少異なります。

自然葬は、お墓に変わるシンボルがないためお参りしにくい面がありますが、樹木葬は、お墓に変わるシンボルである樹木があるため、お参りがしやすいといったメリットがあります。

また、お墓を建てるよりもはるかに安価で、自然に還ることができるので、今後、ますます人気が高まっていくと思われます。

その一方で、シンボルである樹木は生き物であるため、場合によっては枯れてしまうこともあるため、メンテナンスが必要となります。

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