2018年4月24日火曜日

直葬(火葬式)とは

葬儀やお葬式には法的な義務はありませんので、葬儀をしないことも可能ですから、 葬儀をせず、火葬のみを行う「直葬」(火葬式)という方法もあります。

故人が高齢で知人がほとんどいない、親族がほとんどいない、費用をかけたくない、故人や喪家の信念、葬儀を行うことへの疑問など、さまざまな理由から直葬(火葬式)を選ばれる方が増えてきております。

ただし、葬儀をしないと言っても、亡くなった場所からの搬送、納棺、安置、死亡診断書の提出と火葬(埋葬)許可証の取得、そして、火葬を行う必要はありますから、葬儀社への依頼はどうしても必要ですし、それなりの費用もかかります。

身内だけで火葬を行うことになりますが、火葬時に僧侶にお経をあげてもらうことも出来ます。

いずれにしも、直葬は、経済的に葬儀を行う余裕がない方にとっても、あるいは、残された遺族に負担をかけたくない方にとっても、意義のある葬送方法ではあります。

ただし、葬儀に参加してお別れをしたかった親族や知人に対しては、事前に、葬儀を行わない(行わなかった)旨の連絡をし、理解を得ておくことが大切です。

また、火葬後に、弔問(焼香)をさせてほしいという連絡が来る可能性もあり、その場合は、簡単に済まそうと考えて直葬を選んだのに、逆に、対応に追われて大変だったという例もあるようです。

「葬儀・お墓」でお悩みの方のための検索サイト

0 件のコメント:

コメントを投稿